本ゼミでは、大学生を対象としたアンケートを実施しております。
研究課題名:スポーツ経験のある大学生におけるスポーツ指導者から受けた暴言の実態調査
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研究の背景及び目的:
スポーツ基本法には、スポーツを通じて幸福で豊かな生活を営むことは、全ての人々の権利であることが示されています。しかし、近年このような権利を侵害する一つの要因としてスポーツ・ハラスメントが挙げられています(藤後ほか,2017;日本スポーツ協会,2021)。
スポーツ・ハラスメントの発生数は、年々増加傾向にあり、その中でも暴言は27.6%と最も高い割合を占めてます(日本スポーツ協会,2020)。暴言は暴力より相手に与える負担が少ないと思われがちですが、実際に競技者に話を聞くと、暴力はその場をしのげば良いが、暴言はずっと頭に残るためダメージが大きいと言います。
このように発生数が多く競技者にとっても大きな負担となっている暴言は最も解決しなければならないハラスメントであると考えられます。
そこで本調査は、スポーツ指導者の暴言を抑制するための発言チェックリストを作成するにあたり、スポーツ・ハラスメントである暴言の実態を調査することを目的として実施致します。
本研究の対象者は、大学生で「スポーツ活動中に指導者から直接的に暴言を受けた経験がある人」と「スポーツ活動中に暴言を受けている人と同じ環境下(例えばチームメイトなど)にいた経験がある人」とします。
本研究における暴言とは、「口から発せられる音(舌打ちやため息)や他人を傷つけるような言葉などを指し、当事者のみならず第三者にも不快な感情を発生させるような行動」を指しています。
回答に要する時間は約10分を想定しています。
ご協力いただける場合には、個人情報取り扱いに関する同意にご同意いただき、ご回答をお願いいたします。
調査者:鈴木美紗都(日本大学スポーツ科学部3年;指導教員 近藤克之)
ご質問がある場合には近藤(kondou.katsuyuki at mark nihon-u.ac-jp)までお知らせください。
※ at markは@に置き換えてください。
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